学校長挨拶

第十五代校長 齋 藤  順 子

 本校は、昭和52年(1977年)に広瀬川の河畔、根岸の地に開校し、今年で41年目を迎えました。開校以来、男女共学の普通科の高校として、「生徒一人ひとりの個性を開発し、その充実をめざす教育」を実践しています。近年、仙台市南部の副都心として発展目覚ましい長町の近くながら、広大な校地には大規模改修を終えてきれいになった校舎、体育館、グランド、野球場やテニスコートなど、仙台市街地近くの高校とは思えないほど充実した施設を有しています。広瀬川や大年寺山などの自然に囲まれ、四季折々の美しい自然を感じることができる校舎で、南高生は、学習や部活動に充実した高校生活を送っています。

 本校の校訓は「英知」「調和」「自律」です。「英知」とは、知的判断力を磨き優れた知恵を持つこと、「調和」とは、ゆたかな情操と寛容さを備えた人格を形成すること、そして「自律」とは自分を律する強固な意志を持ち自ら積極的に環境に適応できる自主自律の人間の育成です。イチョウの葉をデザインした校章や、校訓が歌われる校歌には、本校の目指す教育の理念が盛り込まれています。そして、これらの校訓は、進路実現へ向けた学習指導、充実した部活動による人間形成、生徒の自主性重視の学校行事の充実という取組によって実践されてきました。

 今、社会が高等学校の教育に求めるものも、時代とともに変わってきました。進学校においても、大学の合格者数で進路状況を競う時代は終わり、進学後の大学での学び、さらには大学卒業後の学びをも想定した教育が求められる時代です。それは、大学入学だけを目的とするのではなく、社会の一員としてどういう生き方をしていくのか、といった普遍的な課題にも応える教育です。

 そのような教育を、本校では授業第一主義で進めています。経験豊かな教職員による進学やその先を見据えた授業、主体的な学びを取り入れた授業などを実践しています。また、「総合的な学習の時間」では、~学びの基礎力をつける~【学問基礎】として、グループ毎に課題研究に取組んでいます。グループ活動で、ある時はリーダーとして、またある時にはフォロワーとして、協働して学んだ経験が、実社会では大切な力になるからです。本校では、社会に出てから生かされる力をつけるための指導を重視し、本校で学んだ生徒たちには常に「主体的な学習者」であり続けてほしいと考えています。

 さて、中学生のみなさん、全県一学区によって高校の選択肢は広がりましたが、あなたに合っているのはどんな高校でしょうか。本校は、進学校として、学習指導と進路指導を充実し、生徒の主体的な部活動と学校行事への参加を通して、次代を担う人材を育てる高校です。勉強も部活動も全力で取り組む仲間たちの集う仙台南高校は「自己の可能性を探り、同じ志を持った仲間たちと切磋琢磨することで、社会に貢献したい」と願っているあなたの期待に応える高校です。仙台南高校はそのような志を持ったみなさんの入学を待っています。仙台南高校は、これからも宮城県の子どもたちの教育を担い、良質の教育を提供する高等学校として、学校情報の発信に努め、地域の声を取り入れた学校づくりを進めます。これまで地域の皆様や全国で活躍する同窓生の皆様からの温かいご支援やご協力に感謝するとともに、今後とも変わらないご支援とご協力をお願い申し上げます。

2017年8月23日

Posted by 担当者

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